FIRE達成まで何年かかる?貯蓄率別シミュレーション

FIREを目指すうえで、
多くの人が次に気になるのが
「自分は何年後にFIREできるのか?」という点です。

必要な資産額が分かっても、
そこに到達するまでの期間が見えないと、
現実感が持てません。

この記事では、
貯蓄率ごとにFIRE達成までの期間を
シンプルに整理します。

FIRE達成までの期間は何で決まる?

FIREまでにかかる年数は、
主に次の3つで決まります。

・年間の生活費
・貯蓄率(収入のうち何%を貯められるか)
・運用利回り

中でも最も影響が大きいのが、
「貯蓄率」です。

収入の多さよりも、
どれだけ残せるかが重要になります。

貯蓄率とは?

貯蓄率とは、
手取り収入のうち、どれくらいを貯蓄・投資に回せるか
を示す割合です。

例えば、
年間手取り400万円で、
200万円を貯められる場合、

貯蓄率は50%になります。

FIREの世界では、
この貯蓄率が高いほど、
達成までの期間は短くなります。

貯蓄率別|FIRE達成までの目安年数

ここでは、
生活費を一定とし、
シンプルな前提で目安を示します。

運用利回りは考慮せず、
イメージしやすさを優先します。

また、ここで紹介している年数は、
生活費をすべて資産収入でまかなう
「完全FIRE(フルFIRE)」を前提とした目安です。

サイドFIREやバリスタFIREのように、
FIRE後も一部労働収入がある場合は、
これより短い期間で達成できるケースも多くあります。

貯蓄率30%の場合

・生活費:70%
・貯蓄:30%

この場合、
FIRE達成までの目安は
約28〜30年程度です。

一般的な家計に近く、
FIREというよりは
老後資金形成に近いペースになります。

貯蓄率50%の場合

・生活費:50%
・貯蓄:50%

FIRE達成までの目安は
約16〜18年程度。

FIREを現実的な目標として
意識し始める人が多いゾーンです。

支出管理と収入のバランスが重要になります。

貯蓄率70%の場合

・生活費:30%
・貯蓄:70%

この場合、
FIRE達成までの目安は
約8〜10年程度。

かなり高い貯蓄率ですが、
生活費を大きく抑えられれば
十分に現実的な数字です。

Lean FIREに近い考え方になります。

なぜ貯蓄率がここまで重要なのか?

貯蓄率が高いということは、
同時に生活費が低いということです。

生活費が低いと、

・必要なFIRE資産が減る
・貯蓄に回せる金額が増える

この2つが同時に起こります。

その結果、
FIRE達成までの期間が
一気に短くなります。

FIREでは、
「どれだけ稼ぐか」よりも
「どれだけ残せるか」が重要です。

運用を考慮するとどうなる?

実際には、
多くの人が資産運用を併用します。

長期・分散投資を前提とすれば、
FIRE達成までの期間は
ここで示した年数より
短くなる可能性があります。

ただし、
運用にはリスクもあるため、
過度な期待は禁物です。

あくまで、
貯蓄率を軸に考えることが
現実的なFIREへの近道です。

FIREは途中で形を変えてもいい

FIREは、
一直線にゴールを目指す必要はありません。

途中で、
・バリスタFIRE(サイドFIRE)に移行する
・一時的に働く
といった選択も十分に現実的です。

重要なのは、
無理なく続けられるペースを見つけることです。

まとめ

・FIRE達成までの期間は貯蓄率で大きく変わる
・貯蓄率50%前後が一つの現実ライン
・生活費を下げることが最大の近道
・FIREは途中で形を変えても問題ない

まずは、
自分(モデルケース)の貯蓄率を把握することが、
FIREまでの距離を知る第一歩になります。

FIRE達成までの期間がイメージできたら、
次に確認しておきたいのが
「そもそも、いくらの資産が必要なのか」という点です。
「FIREに必要な資産はいくら?4%ルールでシンプル解説」
で、前提となる金額を整理しておきましょう。

貯蓄率とFIRE達成までの関係については、
「FIRE達成のカギは貯蓄率|収入より重要な理由と目安を解説」
で解説しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました